篩骨

Os ethmoideum

  • ラテン語での同義語: Os ethmoidale

定義

Muhammad A. Javaid

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篩骨は立方体状の形態を呈し、頭蓋の前部に位置して周囲の骨と連結する。眼窩の内壁、鼻中隔、ならびに鼻腔の上壁および側壁の形成に重要な役割を果たす。篩骨は篩板を有する。篩板は鼻腔上部に位置する多孔性の水平構造であり、嗅神経がこれを貫通することで、脳が嗅覚を感知することを可能にする。篩板の中央からは、垂直板と呼ばれる垂直方向の部分が下方へ伸展し、鼻中隔の骨性骨格の上部を形成する。

篩骨の垂直板の両側には、箱状の構造である外側迷路が一対存在し、上部において篩板によって連結されている。この配置はアルファベットの「M」の字に類似しており、垂直板が中央部を、篩骨迷路が両側部を形成する。各迷路は外壁および内壁を有し、その間に篩骨蜂巣を包含する。外側面(すなわち眼窩板)は眼窩の内側壁の形成に寄与し、内側面は鼻腔の外側壁の一部を形成する。迷路の外壁は平滑であるが、鼻腔に面する内側面には、上鼻甲介および中鼻甲介、これらに関連する鼻道、篩骨漏斗から鼻前頭管への伸展部、ならびに篩骨胞などの重要な解剖学的構造が認められる。

参考文献

  • Standring, S. and Gray, H. (2016). ‘Chapter 30: Face and scalp’ in Gray’s anatomy The anatomical Basis of Clinical Practice. (41st ed.) New York: Elsevier, pp. 480-482 & pp. 1016-1017.

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