下肢骨

Ossa membri inferioris

  • ラテン語での同義語: Ossa extremitatis inferioris

定義

Muhammad A. Javaid

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下肢骨は、下肢帯に属するものと下肢の遊離部に存在するものの2群に分類される。

A. 下肢帯は2つの寛骨から構成され、前方では恥骨結合において互いに連結し、後方では仙腸関節において仙骨と連結する。

B. 下肢遊離部の骨性構造は以下の複数の骨から成る。

  • 大腿骨(大腿の骨)

  • 膝蓋骨(膝蓋)

  • 脛骨および腓骨(下腿骨)

  • 足根骨、中足骨、および指節骨(足の骨)→ 足根骨には、踵骨、距骨、[足の]舟状骨、立方骨、および3つの楔状骨(内側・中間・外側)が含まれる。中足骨は5個存在する。各趾は3個の指節骨から構成されるが、母趾のみ例外的に2個の指節骨を有する。

下肢骨は種々の連結を形成する。

  • 大腿骨頭が寛骨の寛骨臼窩に嵌合し、股関節を形成する。股関節は球関節型の滑膜性の連結であり、屈曲・伸展・内転・外転・内旋・外旋・描円といった広範な運動が可能である。

  • 遠位では、大腿骨顆が脛骨顆と関節し、膝関節を形成する。下腿骨の一つである腓骨は、膝関節の関節形成には関与しない。

  • 脛骨と腓骨は、上・下脛腓関節および骨間膜によって連結されているが、両骨間で許容される運動は限定的である。

  • 遠位では、脛骨および腓骨の両者が距骨と関節し、距腿関節を形成する。

  • 膝関節および距腿関節はいずれも蝶番関節型の滑膜性の連結であり、屈曲および伸展運動が可能である。

  • 足部には、足根間関節、足根中足関節、中足趾節関節、および趾節間関節を含む複数の小関節が存在する。

  • 足の内がえしおよび外がえし(それぞれ足の内方および外方への運動)は、足根間関節において生じる。

  • 筋および靱帯が足根骨と中足骨を支持し、縦アーチおよび横アーチを形成することで、これらの骨が地面に平坦に接することを防いでいる。これらのアーチは、運動時における力の吸収および伝達において重要な役割を果たす。

参考文献

  • Drake, R.L., Vogl, A.W. and Mitchell, A.W.M. (2009). ‘Chapter 6: Lower Limb’ in Gray’s anatomy for Students. (2nd ed.) Philadelphia PA 19103-2899: Elsevier, pp.517-518.

  • Anderson, B.W., Ekblad, J. and Bordoni, B. Anatomy, Appendicular Skeleton. [Updated 2022 Jul 25]. In: StatPearls [Internet]. Treasure Island (FL): StatPearls Publishing; 2023 Jan-. Available from: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK535397/

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