腰神経叢後部の枝
Rami partis posterioris plexus lumbalis
定義
腰神経叢後部の枝
腰脊髄神経前枝の背側分枝は腰神経叢後部を形成し、2本の主要な枝を生じる。これらの枝はいずれも大腰筋の外側縁から出現し、以下のものが含まれる。
1. 外側大腿皮神経起始:L2〜L3前枝の背側分枝によって形成される。
走行:外側大腿皮神経は大腰筋の外側縁から出現する。腸骨筋上を斜め下方に下行する。本神経は鼡径靱帯の後方を走り、上前腸骨棘(ASIS)のすぐ内側で大腿に入る。
支配構造:大腿外側の前面および後面の皮膚に感覚を供給し、その支配域は膝に至るまで下方に及ぶ。
起始:L2〜L4前枝の背側分枝によって形成される。
走行:大腿神経は大腰筋の下外側縁から出現する。腸骨筋筋膜の深層で、腸骨筋の前面上を外側方向に下行する。本神経は鼡径靱帯の下を通り、大腿動脈の外側で大腿の前区画に入る。
支配構造:(感覚)大腿前面、下腿および足の内側面の皮膚、ならびに寛骨部関節および膝関節に感覚を供給する。(運動)腸骨筋、恥骨筋、縫工筋、大腿直筋、内側広筋、中間広筋、および外側広筋を支配する。
参考文献
Drake, R.L., Vogl, A.W., and Mitchell, A.W.M. (2010). ‘Chapter 4: Abdomen’, in Gray’s anatomy for students. (2nd ed.) Churchill Livingstone Elsevier, Philadelphia PA 19103, pp.378-379.
Singh O, Al Khalili Y. Anatomy, Back, Lumbar Plexus. [Updated 2023 Aug 7]. In: StatPearls [Internet]. Treasure Island (FL): StatPearls Publishing; 2025 Jan-. Available from: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK545137/