上頸神経節

Ganglion cervicale superius

定義

Muhammad A. Javaid

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上頸神経節は、頸部交感神経幹の上端を示す、細長い楕円形の神経節である。第2・第3頸椎(C2–C3)の高さに位置する。すべての頸神経節の中で最大であり、頭頸部への交感神経支配を担う。

上頸神経節は、上位胸髄節の側角から発する節前交感神経ニューロンを受け取る。これらの節前ニューロンは、交感神経幹を上行して上頸神経節に達するまでに、特に長い距離を走行する。ここで節後交感神経ニューロンの細胞体とシナプスを形成し、節後ニューロンは以下の経路を介して頭頸部および縦隔の各領域へ分布する。

  • 節後ニューロンは、内頸動脈および外頸動脈に沿ってそれぞれ内頸動脈神経および外頸動脈神経として走行する。これらの神経は内頸動脈および外頸動脈の周囲に神経叢を形成し、各動脈の分枝に伴って脳ならびに頭頸部の各部位へ広がる。

  • 節後ニューロンは、灰白交通枝を介して頸神経叢を構成するC1からC4の頸髄神経前枝へ到達する。

  • 節後ニューロンは、迷走神経および舌咽神経とともに咽頭神経叢に加わり、咽頭を支配することがある。

  • さらに、節後ニューロンは上頸心臓神経を介して心臓神経叢へ到達し、心臓を支配する。

下方では、上頸神経節は交感神経幹の一部として節間枝を介して中頸神経節と連結する。

上頸神経節への動脈血液供給は、外頸動脈の分枝である上行咽頭動脈によって行われ、静脈還流は内頸静脈を介する。

上頸神経節または上位交感神経幹の損傷——たとえば、前頸部手術時や腫瘍浸潤による場合——は、ホルネル症候群を引き起こすことがあり、眼瞼下垂、縮瞳、無汗症および顔面紅潮として発現する。

参考文献

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  • Kattar, N. and Flowers, T. Anatomy, Head and Neck, Sympathetic Chain. [Updated 2022 Sep 26]. In: StatPearls [Internet]. Treasure Island (FL): StatPearls Publishing; 2022 Jan-. Available from: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK563206/

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