縦隔の線と線条
Linea mediastini
定義
胸部単純X線写真(CXR)では、縦隔線、縦隔条線および縦隔界面からなる多様な縦隔反射像を識別することができる。
縦隔線は、幅1 mm未満の細線状陰影であり、両側に薄い介在組織を挟んだ2つの含気構造が接触することによって生じる。前縦隔接合線および後縦隔接合線がその代表例である。
縦隔条線は、より厚みのある縦隔構造の両側を空気が縁取ることによって生じる帯状陰影である。後前方向(PA)胸部X線写真で認められる縦隔条線には、右および左気管傍条線が含まれる。
縦隔界面(縦隔辺縁)は、含気肺と隣接する縦隔構造との接触によって形成される。縦隔界面には、右および左傍脊椎線、奇静脈食道陥凹、大動脈肺動脈条線、傍大動脈線ならびに心臓辺縁が含まれる。
参考文献
Mediastinal lines, stripes and interfaces on PA chest radiograph with CT correlationsN. Bystrická, H. Poláková, J. Sykora; Bratislava/SKC-0442ECR 2013 10.1594/ecr2013/C-0442