長母指伸筋腱
Tendo extensoris longi pollicis
- 関連用語: 長母指伸筋 - 腱
定義
長母指伸筋の腱は、細長い腱であり、手首および手を横切る特徴的な走行をたどる。手首に近づくにつれて、長母指伸筋腱は橈骨の背側(リスター)結節を斜めに回り込み、この骨性隆起を重要な滑車として利用する。次いで、第3背側伸筋区画を通過し、弓弦現象を防ぐために伸筋支帯の深層を走行する。さらに母指に向かって進む過程で、腱は長橈側手根伸筋および短橈側手根伸筋の腱の表層を斜めに横切る。特筆すべき点として、長母指伸筋腱は解剖学的嗅ぎタバコ入れ(anatomical snuffbox)の内側(尺側)縁を形成し、手首背外側面における重要な体表指標となっている。腱はその後、背側腱膜を介して母指末節骨の背側底に停止し、母指の精密かつ独立した運動を可能にする。
詳細については、長母指伸筋を参照されたい。
参考文献
Ramage JL, Varacallo MA. Anatomy, Shoulder and Upper Limb, Wrist Extensor Muscles. [Updated 2023 Aug 28]. In: StatPearls [Internet]. Treasure Island (FL): StatPearls Publishing; 2025 Jan-. Available from: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/sites/books/NBK534805/