第三腓骨筋腱
Tendo musculi fibularis tertius
定義
第三腓骨筋(Peroneus tertius)は下腿の前区画に位置し、ヒトに固有の筋である。その起始は最も一般的には腓骨前面の遠位半または遠位3分の1であり、骨間膜から起始する場合もあり、さらにまれに長趾伸筋腱から起始することもある。筋腹は通常細く、長趾伸筋の外側に位置する。
筋腹は下腿遠位部において腱(第三腓骨筋腱)へと移行し、外果の前方を通過する。
腱の最も一般的な付着部は第5中足骨底の背側面である。しかしながら、著明な解剖学的変異が存在し、腱は第5中足骨骨幹部、第4中足骨底、あるいは第5趾の背側趾拡張部または近位趾節骨にまで及ぶ場合がある。腱は単一または二分することがあり、副束を伴うこともあり、その遠位付着は扇状または帯状を呈することがある。
参考文献