味蕾
Calyculus gustatorius
- ラテン語での同義語: Caliculus gustatorius; Gemma gustatoris
定義
味蕾には味覚の受容体が含まれている。
味蕾は、乳頭と呼ばれる舌上面・軟口蓋・上部食道・頬・喉頭蓋の小構造物の周囲に存在する。
これらの構造物は、塩味・酸味・苦味・甘味・旨味という味覚の五要素の検出に関与しており、これらの要素の組み合わせによって「風味」が感知される。
これらの味覚は舌のいずれの部位においても検出可能である。味孔と呼ばれる舌上皮の小開口部を介して、唾液に溶解した食物の成分が味覚受容体と接触する。味覚受容体は、味蕾を構成する味覚受容細胞の頂部に位置する。味覚受容細胞は、多様な受容体およびイオンチャネルのクラスターによって検出された情報を、第7・第9・第10脳神経を介して脳の味覚野へと伝達する。
ヒトの舌には平均して2,000〜8,000個の味蕾が存在する。
参考文献