深腓骨神経

Nervus fibularis profundus

  • ラテン語での同義語: Nervus peroneus profundus

定義

Antoine Micheau

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深腓骨神経(Deep Peroneal Nerve; n. peronæus profundus; 前脛骨神経)は、総腓骨神経の分岐部において、腓骨と長腓骨筋上部との間に始まり、長趾伸筋の深層を斜め前方に走行して骨間膜の前面に至り、下腿中央より上方で前脛骨動脈と接する。その後、同動脈とともに下降して足関節前面に達し、ここで外側終枝と内側終枝とに分かれる。本神経は、はじめ前脛骨動脈の外側に位置し、次いでその前方に移り、足関節においては再び外側に位置する。

下腿では、深腓骨神経は筋枝を前脛骨筋・長趾伸筋・第三腓骨筋・長母趾伸筋に送り、また足関節に関節枝を送る。

足部では、深腓骨神経は以下の2枝を分岐する。

  • 外側終枝外枝または足根枝)は足根骨上を横走し、短趾伸筋の深層を通り、手首の背側骨間神経と同様に膨大部を形成して短趾伸筋を支配する。この膨大部からは3本の細い骨間枝が分岐し、足根関節ならびに第2・第3・第4趾の中足趾節関節を支配する。これらのうち第1枝は第2背側骨間筋に細枝を送る。

  • 内側終枝内枝)は足背動脈とともに足背を走行し、第1骨間腔において2本の背側指神経nn. digitales dorsales hallucis lateralis et digiti secundi medialis)に分かれ、母趾と第2趾の相対面を支配するとともに、浅腓骨神経内側足背皮枝と交通する。分岐前に第1骨間腔へ骨間枝を送り、母趾の中足趾節関節を支配するとともに第1背側骨間筋に細枝を送る。

参考文献

Gray's Anatomy (20th U.S. edition of Gray's Anatomy of the Human Body, published in 1918 – from http://www.bartleby.com/107/).

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